概要

第10回を迎えるデジタルアーカイブ学会研究大会では、分野横断的・多角的な視点から、デジタルアーカイブの可能性を探ります。今回は、一般発表・企画セッションに加え、ポスター・デモセッションの枠も用意しました。また初日には、オープニングアクト「AI for DA / DA for AI」や学会賞授与式なども行います。

デジタルアーカイブの最新動向を俯瞰し、議論する2日間となります。みなさまのご参加をお待ちしています。

■ 申込受付中

  • サテライト企画セッション:https://taikai.digitalarchivejapan.org/10th/satellite/
    • 『デジタルアーカイブ・ベーシックス(DAB)』でできたこと・できなかったこと
      日時 2026年1月22日(木) 16時~17時30分
    • リアルタイムデジタルアーカイブの実践:空間情報学の新たな役割
      日時 2026年1月26日(月)午後1時~3時

■ 会場

一橋講堂(東京都千代田区)
〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋2-1-2


■ 大会スケジュール

2026年1月9日 (金) 
会場:一橋講堂(東京都千代田区)

10:00~受付
10:30~12:00企画セッション①
12:00~13:30昼休み(企業展示)
13:30~13:40開会挨拶(実行委員長、会長)
13:40~13:55特別報告:デジタルアーカイブ推進基本法に向けた最新動向(前会長、副会長)
13:55 ~ 15:15オープニングアクト:AI for DA / DA for AI
15:15~15:25休憩
15:25~16:15学会賞授与式(第7回学会賞 受賞者・授賞理由
16:15~16:40企業展示プロダクトレビュー
17:00~18:30交流会 @3階食堂

2026年1月10日 (土)   
会場:一橋講堂(東京都千代田区)

9:30~受付
10:00~11:30企画セッション② / 口頭発表 ①
11:30~12:30昼休み(企業展示)
12:30~13:40口頭発表 ②
13:40~14:50ポスター発表ジュニアセッション技術相談会、論文投稿相談会、企業展示、ポスター展示
14:50~16:00口頭発表③
16:00~16:10閉会の挨拶 @D会場

■ オープニングアクト「AI for DA / DA for AI」

「AI for Science」という言葉に代表されるように、AIの対象は科学研究を含む様々な研究分野に拡大しつつあります。一方、デジタルアーカイブは、AIで強化される対象であると同時に、社会的な知の基盤としてAIに影響を与える存在でもあります。デジタルアーカイブとAIとの関係は、この二面性を踏まえて双方向的に考えていくことが重要です。

一つの方向は「AI for DA」、すなわちデジタルアーカイブをAIで強化するという方向です。AIを用いたデータの構造化、チャットによる対話、翻訳による多言語アクセスなど、デジタルアーカイブの付加価値を高める仕組みが続々登場しています。さらにAIは、デジタルアーカイブを市民に身近な存在にするためにも重要な役割を果たします。

もう一つの方向は「DA for AI」です。デジタルアーカイブをAIの学習素材として用いることには、著作権をはじめとする法制度や社会制度の観点から検討すべき課題があります。一方で、文化や社会制度を反映したAIの構築や、フェイク情報に対抗する検証可能な一次資料の提供など、デジタルアーカイブの社会的位置づけを強化できる可能性もあります。

オープニングアクトでは、「AI for DA」と「DA for AI」の両面から、現状を共有しつつ、将来像や夢を語りたいと考えています。

司会
北本 朝展(国立情報学研究所)

登壇者(五十音順)
岩田 直也(名古屋大学)
カラーヌワット・タリン(Sakana AI)
黒橋 禎夫(国立情報学研究所)
数藤 雅彦(五常総合法律事務所)
中村 覚(東京大学)
渡邉 英徳(東京大学)


■ 企業展示

・合同会社AMANE
・株式会社ニコン
・株式会社QUICK
・OMデジタルソリューションズ株式会社
・学校法人日本財団ドワンゴ学園
・日本事務器株式会社
・株式会社大川印刷
・株式会社勉誠社
・一般社団法人Sanpo Association


■ ポスター展示

ポスター展示は、地域に密着したデジタルアーカイブの紹介や、デジタルアーカイブに関する萌芽的なアイデアや提案など、研究発表の形式にとらわれない自由な展示の場です。

・[Q01] 神奈川県立生命の星・地球博物館企画展「自然史アーカイブズをひらく」告知と活動紹介  / 大坪 奏
・[Q02] みんなで翻刻(バージョン3)/  加納 靖之
・[Q03] 交通エフェメラの地域資料的価値とメタデータ設計 —ポケット時刻表による時空間の復元— / 花岡 諒
・[Q04] コミュニケーションプロセスとしてのアーカイブ実践:メディアアートとしてのデジタルアーカイブと「狛江の小さな沖縄資料館」/ 椋本 輔

■ 論文投稿相談会

学会誌編集委員会では、査読付き論文の投稿を検討されている方々を対象とした相談会を開催いたします。論文執筆にあたっての構成・内容・文体などに関する疑問点、不明点について、編集委員ならびに査読者の視点からアドバイスを行います。なお、相談会への参加が個別の論文の採否に直接影響するものではないことをあらかじめご了承ください。

日時:2026年1月10日(土)13:40~14:50
場所:ポスターセッション会場

協賛

・デジタルアーカイブ推進コンソーシアム(DAPCON)

・デジタルアーキビスト資格認定機構

運営協力

・国立情報学研究所

・ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター

後援

・アート・ドキュメンテーション学会
・記録管理学会
・全国歴史資料保存利用機関連絡協議会
・情報知識学会
・情報処理学会人文科学とコンピュータ研究会
・情報メディア学会
・東京文化資源会議
・日本教育情報学会
・日本出版学会
・日本デジタル・ヒューマニティーズ学会
・文化資源学会