サテライト企画セッションとして3件、10月中旬から随時開催されます。
サテライト企画セッション1
テーマ:日欧DHクロストーク#2 : オープンサイエンスを支えるデジタルアーカイブと司書のスキル(仮)
日時 | 11月中旬~後半で調整中 |
URL | |
協力者 | 神谷信武氏(チューリッヒ大学) 後藤真(国立歴史民俗博物館) マグヌスセン矢部直美氏(オスロ大学) |
運営責任者 | 江上敏哲(国際日本文化研究センター) |
登壇者 | (調整中) 江上敏哲(国際日本文化研究センター) 神谷信武氏(チューリッヒ大学) 後藤真(国立歴史民俗博物館) マグヌスセン矢部直美氏(オスロ大学) |
概要 | 日本とヨーロッパのライブラリアンが集う場をオンライン上に設けるクロストーク企画を、昨年も開催しましたが、時間の都合で議論しつくせなかったテーマについて、再度みなさんでトークしてみたいと思います。 オープンサイエンスという言葉が使われて久しく、その意義と効果は理工系・人文系等の分野を問わず認知されるようになってきました。大学図書館が、オープンアクセス、研究データ管理、そしてデジタルアーカイブといったものに、これまで、そしていま現在も重点的に整備に取り組んでいるのも、そのあらわれであると言えます。 大学図書館がオープンサイエンスを支援したいと考えたとき、必要とされるスキルにはどんなものがあるでしょうか? シティズンサイエンス、データ/AIリテラシー、デジタルヒューマニティーズ等の分野に対し、デジタルアーカイブの機能や司書のスキルはどのように貢献できるでしょうか? このクロストークでは「Time to Adopt: Librarians’ New Skills and Competency Profiles」(Schmidt et al. 2016)などの先行する考察を視野に入れながら、日本とヨーロッパ両方からのパネリスト、さらには参加してくださるみなさんも含め、国内での議論とは異なるさまざまな視点からの意見交換をおこないます。 ※主に日本語を使用します。 ※開催予定日は11月中旬~後半で調整中 |
資料リンク | 日欧DHクロストーク – 大学図書館による研究支援のこれから — https://sites.google.com/view/ejdhxtalk20231107 |
サテライト企画セッション2
テーマ:デジタル時代のコレクション論
日時 | 10月29日(火) 15:30~ |
URL | |
協力者 | オリジナル |
運営責任者 | 中村覚、逢坂裕紀子 |
登壇者 | 小川潤(国立情報学研究所) 金甫榮(渋沢栄一記念財団) 佐藤翔(同志社大学) 他一名 |
概要 | 論集『デジタルアーカイブ・ベーシックス』の第3期第1巻となる「デジタル時代のコレクション論」が刊行された。 デジタル技術の進化は、アナログ資料を中心とした従来のコレクションの構築方法から、コンテンツの収集と保存におけるアクターや手法に明確な変化をもたらしている。これらの変化は、ボーンデジタルコンテンツの出現、コンテンツのマイクロ化、メタデータの付与方法の多様化、デジタルインターフェースを介した展示方法の変化、デジタル化された原資料の取り扱い、データとしての権利管理の差異、およびデジタルならではの付加価値の創出など、デジタル特有の属性に起因する。デジタルコンテンツの収集、保存、活用を巡る諸問題に対処するには、異なる分野のステークホルダー間の協力が不可欠である。 本セッションでは、執筆者をお迎えして、各分野で進められている取り組みを踏まえ、コンテンツの収集、保存、活用に関連する概念や理論、さらに、ネットワークを通じたコレクションの構築、マイクロコンテンツの活用等を踏まえて「デジタル時代のコレクション論」について議論したい。 |
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サテライト企画セッション3
テーマ:デジタルアーカイブにおけるユーザーとインターフェース概念を再考する:人間が果たしているインターフェース的機能から考える
日時 | 10月18日(金) 17:00〜 |
申し込みURL | https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScQFvF4unJVAIvkR0Bfm2wqVWD_19DhvhgQRewAsgqsIWqDtg/viewform |
協力者 | SIG理論研究会 |
運営責任者 | 谷島貫太(二松学舎大学) |
登壇者 | 大井将生(人間文化研究機構/国立歴史民俗博物館) 加藤諭(東北大学) 木村麻衣子(日本女子大学) 谷島貫太(二松学舎大学) |
概要 | デジタルアーカイブにとってユーザーとは誰のことを指すのか?この問いは、デジタルアーカイブとユーザーとの接点をなすインターフェースをめぐる問いと不可分に結びつきます。特定のインターフェースはあらかじめ特定のユーザーを想定するとともに、それ以外のユーザーを排除してしまうからです。それゆえユーザーを問い直すことは、インターフェースを問い直すことでもあります。 本セッションでは、通常の議論では周縁に追いやられてしまいがちなユーザー(たとえば子どもや老人)に着目することで、デジタルアーカイブをめぐるユーザーとインターフェースの概念を同時に再検討していくことを試みます。たとえば情報とユーザーとをつなぐ役割を果たしてきた人間のうちに蓄積されてきたインターフェース的機能に光を当てることで、ユーザーとインターフェースとの関係を理解するための新たな枠組みを探求します。 |
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