サテライト企画セッション
<会員提案企画(サテライト版)> (研究大会の前後2週間程度)オンライン開催
- デジタルアーカイブとオープンサイエンス研究会(DAOS)
デジタルアーカイブとオープンサイエンスに関しては、情報や知識の共有という点において一見親和性が高いものの、具体的な議論や接点の模索は行われてきませんでした。そこで、有志により2023年7月にSIG「デジタルアーカイブとオープンサイエンス研究会(DAOS)」を立ち上げました。本セッションはDAOSの狙いを広く共有し、また、当面の課題として、デジタルアーカイブのメタデータに焦点を当てた議論を行いつつ、DAOSが目指す方向性について幅広い意見交換を行いたいと思います。
【開催日時】10月17日(火)午後2時~4時
【運営責任者】林 和弘 文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)
【登壇】
・趣旨説明 林 和弘(NISTEP)
“DAOS設立の背景”
・登壇者1 北本 朝展(CODH)
“オープンサイエンスとデジタルアーカイブの二刀流で取り組むメタデータ:DIASとCODHの事例から”
・登壇者2 池内 有為(文教大学)
“ライブラリアンからみたメタデータ再考”
・登壇者3 谷藤 幹子(NII RCOS)
“オープンサイエンス時代に求められるメタデータ – NII-RDCが目指す世界”
・討論 モデレータ (林)
“DAOSの方向性と今後の期待について”(登壇者全員およびDAOS幹事)
【参加申し込み】
https://zoom.us/webinar/register/WN_-4nTQLfkRV-DrUcgIFYzNQ
- ワークショップ「デジタルアーカイブとデジタル人文学はいかに共振するか」
デジタルアーカイブ・ベーシックス第2シリーズ・デジタルアーカイブ学会理論研究会共催
デジタルアーカイブ・ベーシックスの「共振するデジタル人文学とデジタルアーカイブ」での論考によって明らかになった二つの分野の関係と課題を整理、発展させるために、責任編集者・執筆者・デジタルアーカイブ学会理論研究会会員によるディスカッションを中心としたワークショップを開催する。
【開催日時】10月30日(月)18時 Zoomによるオンライン開催
【運営責任者】鈴木親彦・加藤諭(群馬県立女子大学・東北大学)
【プログラム】 全体進行 加藤諭(東北大学)
・ 話題提供① 鈴木親彦(群馬県立女子大学) 『デジタルアーカイブ・ベーシックス 共 振するデジタル人文学とデジタルアーカイブ』について
・ 話題提供② 大向一輝(東京大学) デジタル人文学とデジタルアーカイブ・大学での実 践から
・ ディスカッサントコメント① 南山泰之(国立情報学研究所) 史資料とデータについて
・ ディスカッサントコメント② 北岡タマ子(人間文化研究機構) データ生成と再利用性 について
・ 全体ディスカッション
【申し込み】https://forms.gle/UkdjRj3dLvy6x8Qv5
- S×UKILAM(スキラム)連携:石川県と災害に関するデジタル資料を活用した 教材化ワークショップ >> リーフレット
・地域のデジタルアーカイブ資料の教育活用を促進するためのボトムアップな事例として展開・石川、金沢に関するデジタルアーカイブ資料の教育活用実践
・災害に関するデジタルアーカイブ資料の教育活用実践
・本年度並行して実施予定である「DAを活用した防災教材コンクール(仮)」の応募支援、チュートリアルの役割兼ねる
【開催日時】11月5日(日)10:00-13:00
【運営責任者】大井将生 人間文化研究機構/東京大学大学院情報学環
【開催日時】11月5日(日)10:00-13:00
【登壇・講師】
加納靖之(東京大学地震研究所)
大邑潤三(東京大学地震研究所)
奥村牧人(国立国会図書館)
宮田諭志(成城学園初等学校)
堀井美里(合同会社AMANE)
大井将生(人間文化研究機構/東京大学大学院情報学環)
【協力】合同会社AMANE
【参加申し込み】https://forms.gle/WujcGcRY8u51CBxT8
- 日欧DHクロストーク : 大学図書館による研究支援のこれから
情報学を人文系の研究に導入するデジタル・ヒューマニティーズ(DH)が注目されています。日本の伝統的人文学ではまだ発展途上ですが、北米・ヨーロッパ等の海外では人文学全体でデジタルの手法をつかった研究が活発化しています。そこに大学図書館やライブラリアンが貢献している例も少なくありません。
図書館はデジタルヒューマニティーズにどこまでかかわることができるでしょうか?
デジタルアーカイブや研究データなどの資源はどのように活用されるでしょうか?
新しい世代の学生・研究者に向けて、図書館の役割はどう変化していけるでしょうか?
今回のクロストーク企画では、日本とヨーロッパのライブラリアンが集う場をオンライン上に設けます。ヨーロッパ側からは、デジタルヒューマニティーズを支える図書館のさまざまな活動について。日本側からは、図書館が国内外に発信するデジタルアーカイブやその運営・活用について、それぞれ報告をおこないます。それをふまえて後半では、日本とヨーロッパ両方からのパネリスト、さらには参加してくださるみなさんも含め、国内での議論とは異なるさまざまな視点からの意見交換をおこないます。
※主に日本語を使用します。
【開催日時】2023年11月7日(火) (日本時間)18:00-20:00 / (欧州中央時間)10:00-12:00
【運営責任者】江上敏哲 国際日本文化研究センター
【案内ページ】https://sites.google.com/view/ejdhxtalk20231107
【参加申し込み】https://forms.gle/VjrxsSdmAvkRrqaL7
☆開催直前に申し込まれた方には、案内が間に合わないおそれがございます。Youtubeでも同時配信予定ですので、そちらをご覧ください。接続先は案内ページ(https://sites.google.com/view/ejdhxtalk20231107
【構成(予定)】
●第1部:事例報告
○ヨーロッパ側からの事例報告
ケンブリッジ大学Cambridge Digital Library:セミナーのご報告 / 永崎研宣(人文情報学研究所主席研究員)
ベルリン自由大学図書館のMultilingual Digital Humanities Labと
NFDI4memory向けの研究サービスの発展 / Cosima Wagner(ベルリン自由大学学術司書)
オスロ大学Digital Scholarship Center / マグヌスセン矢部直美(オスロ大学司書)
チューリッヒ大学司書によるワークショップ / 神谷信武(チューリッヒ大学司書)
○日本側からの事例報告
日本における事例レビュー
「中村哲著述アーカイブ」への取り組み / 平野かおる(九州大学司書)
渋沢栄一記念財団情報資源センターにおけるデジタルリソースの活用について / 茂原暢(公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センター長)
日本の大学図書館における研究データの発信 / 高橋菜奈子(東京学芸大学司書)
●第2部:ディスカッション
神谷信武氏(チューリッヒ大学司書)
高橋菜奈子氏(東京学芸大学司書)
福島幸宏氏(慶應義塾大学准教授)
マグヌスセン矢部直美氏(オスロ大学司書)
(司会)江上敏哲(国際日本文化研究センター司書)
- 「大正⇄令和のイメージ・アーカイブ(ズ)」
昨年公開された『高畠華宵大正ロマン館所蔵近代日本大衆雑誌図像データベース』のデジタルアーカイブとしての展望を拓くべく、開かれた議論の端緒を得ることが本研究会の狙いである。もちろんこの公開には、大正期の大衆文化の視覚的側面を考える美術史的課題のみならず、社会学・歴史学・メディア論などの多領域を横断する研究に資することが期待されている。しかしそれだけではない。同館の「地域文化拠点」としての役割や、アーカイブ(ズ)を「公共性が担保された、モノ(イメージ)の集合体」として捉えたときの備えるべきデジタルの機能要件に議論が発展する可能性がある。具体的なセッションとしては、「誰の、何のためのアーカイブか」という観点から、大正時代における「イメージ・アーカイブ(ズ)」の“ようなもの”と現代の「イメージ・アーカイブ(ズ)」の比較検討を入り口に、大正期のイマジュリィ群のデジタルアーカイブにとっての重要性を共有し、幅広い活用の手立てを探りたい。(研究会担当:水島久光委員)
【開催日時】11月12日 13:30~16:00
【運営責任者】水島久光 東海大学
【場所】同志社大学 新町キャンパス 臨光館(R201)
【内 容】ミニシンポジウム =デジタルアーカイブ学会第 8 回研究大会 サテライト企画セッション
【共 催】デジタルアーカイブ学会
【テーマ】大正時代の「イメージ・アーカイブ(ズ)」
【スケジュール】(敬称略)
・13:30~ 趣旨説明 前川志織(京都芸術大学)/10-15 分 「大正時代の『イメージ・アーカイブ(ズ)』」
・13:45~ 基調講演1 泉水英計(神奈川大学)/30 分 「日本常民文化研究所における絵引研究―その背景、所蔵資料、後継事業」
・14:15~ 基調講演2 菊池 暁(京都大学)/30 分 「民俗写真家・芳賀日出男の軌跡と方法(リマスター版)」(仮)
・14:45~ 休憩
・15:00~ 報告1 高畠麻子(高畠華宵大正ロマン館)/15 分 「『高畠華宵大正ロマン館所蔵近代日本大衆雑誌図像データベース』の 現状とその活用例」
・15:15~ 報告2 水島久光(東海大学)/30 分 「大正イマジュリィを記録する」(仮)
・15:45~ ディスカッション 16:15 終了予定
【参加申込フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfOi-CTl58Yo3JETiY41hqMUeud4PeQGQCUjVAQW6PC4HbPeg/viewform
- ひらかれる公共資料:デジタル公共文書再論
この社会の様々なセクターが生成・管理・保存する文書・データ・情報を「公共」という観点で論じなおす。
その際、特に利用者(市民、企業人、研究者等)の視点から、文書・データ・情報がどのような形で収集・管理・保存されれば利活用可能となるか、に焦点をあてる。
この議論は従来のMLA連携・融合の議論とも結びあい、広義のアーカイブズを改めて構想することになろう。
なお、デジタルアーカイブ・ベーシックスシリーズの1冊としてこの秋に刊行される『ひらかれる公共資料ー「デジタル公共文書」という問題提起』とも連動した企画となる。
【開催日時】2023年11月24日(金) 18:00~19:30
【運営責任者】福島幸宏(慶應義塾大学)
【登壇(発題順)】 (司会:福島幸宏(慶應義塾大学))
・古賀崇(天理大学)
・楠瀬慶太(高知県立歴史民俗資料館 資料調査員)
・呉屋美奈子(沖縄国際大学非常勤講師、図書館・博物館複合施設司書)
【参加申し込み】 https://onl.bz/8AVq3Bj